山仲間との、久しぶりの再会。

先日、北海道から車にのって、
かつての山仲間が、雪のない福岡まで、
わざわざ、やってきてくれました。

北極グリーンランドのカヤック&スキー遠征の
報告会の全国行脚のイベントに、
コトの発端となった私もお誘いを受けて
まさかの避難先の福岡で、雪のない福岡で
久しぶりの再会を果たしました。
なつかしいね〜!
img 1031887 31295792 01 山仲間との、久しぶりの再会。
↑南極越冬隊帰りのならっちや、エベレスト登頂したタケ、
NHK取材班とともに利尻滑降を実現した大ちゃん
知床EXPEDITIONのサポートスタッフ新井場くん、いつもクールな山木などなど、
今では人気モノ?のメンツがそろいましたー!
そういえば大学も同じで同級生だったんだよねー、学校ではめったに会わなかったけど。



そもそも、コトの発端はかつて
南米パタゴニア遠征から帰ってきた私が
今度は北極で漕ぎたい、シーカヤックで氷河をみつけて滑りたい!
と思い北極グリーンランドに
シーカヤック遠征にひとりで行ったことから始まります。


本にのせるから私の撮った写真ない〜?と連絡がはいったので、
写真を探しながらいろんなこと思い出しました。
そういえばちゃんと写真をのせていなかったので
思い出しながら記録していきま〜す。



雪山がゴロゴロと海に落ちるその光景は、
まさに「シーカヤックで移動して、気に入った山を滑る」には
最高の聖地だったのです。ここからは私の写真です。
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誰よりも先に「すごい場所をみつけてしまった、、、!」と
シメシメと一人、ニヤニヤしていたものでした。
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私が滑りまくっていた島で、かつのちに彼らも滑ったといっていた「ハンバーガーランド」という島。




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そして翌年また、カヤックをスーツケース代わりにして
中にはスキー道具、キャンプ道具を入れて、、、
カヤック界ではNO1の技術者、柴田さんちに居候してトレーニングしていた私は、
そこから、そのままグリーランドへ出発!
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カヤックごと飛行機のターンテーブルにのせ、
またグリーランドへと一人でわたっていきました。
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当初は、NUUKという首都から北上する予定が
地元カヤッカーや漁師に、この周辺は非常に複雑で迷いやすいから一人で出ちゃだめ、と停められ
単純な地形の北部にある町から出航することに、、、。
氷山をすりぬけて漕ぎ進めます。
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ところどころ、キャンプしながらの旅でした。
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旅のあとは、約1年近くエスキモーと暮らし、
カヤックが生まれた歴史と、その作り方&SPIRITを学びました。
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↓グリーランド語とデンマーク語、そして英語でかかれた
伝統的なカヤックの作り方を記した歴史ある本を読み解きながら
ときにはエスキモー爺さんに学んで仕上げていきます。
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↑自分で作った舟。点と点をあわせて線をつくり、線と線を合わせて生地で面をつくる。
それが形をつくりだし、海での操作性を左右する。
木を縫い合わせることで、「舟のしなり」をわざと生み出すのだ。
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伝統的なqajaq(カヤック=エスキモー語)にのる私。



そして、そこで思う存分、雪山を一人じめして楽しんだ私は、
帰国するなり、当時、一緒に山を登っては滑っていた山仲間に写真と映像で
「いい山でしょー!」と自慢して熱く語ったものでした。



それから数年後、彼らはどうやら、それを忘れられず、
グリーンランドのスキー遠征を企み、
私に一緒にいこう!と誘ってくれました。



しかし当時、私はその頃ちょうど広告の仕事が面白くなり
2ヶ月の休みをとるなんて、クライアントに迷惑がかかる!
さらに結婚式を予定していて、ちょっとムリ、と断ってしまったのでした。

そして、まだ当時彼らは、シーカヤックをこれから練習するところで、
彼らと一緒にあの氷の海を漕ぐ自信がありませんでした。
なぜなら私が二度目にいった際、
デンマークの女性から一緒に漕がないか、と誘いを受けたことがあって、
そのとき私はスキー目的だったため雪の多い東海岸を漕ぎたかったので
東海岸を漕ぎたい彼女とは別べつに漕ぐことになりました。
しかし、別な人と漕ぎに出た彼女は、ある日ストームに合い、帰らぬ人になってしまいました。
そんなことがあってから、やはり、北の海は厳しいし、
私がグループを引き連れる自信もなかったのでした。
でも、彼らは、そんなことをあっさりと乗り越え、すばらしい遠征を2回も見事こなしてきたというのは
さすがだな〜!と思いました。


今では彼らは、スキー界の人気者であらゆる雑誌にトップで載っていて
今でも生活のすべてをスキー中心に生きる彼らを
純粋に羨ましく感じることがあります。



常に私は人生を模索していて、
この道を歩いてきて本当によかったのかな、と迷うことがあります。

でも、今思うと、
幼少時代からのすべての経験が今の私の仕事には必然だったと実感しています。

テキスタイルと縫い物が大好きで、いろんなモノを作りまくっていた子供時代。

北極での厳しい自然の現場で感じた、本当の意味でのあたたかい肌着。

広告の世界で、モノを創りあげ人に感動を伝える楽しさを知ったこと。

そして三陸の海で、無人島でのヨガや、マクロビレストランを開いて
全国から集まってきた働き過ぎのOLたちのカラダの悩みに相談にのるうちに
お灸や布ナプキンの良さを広めることで、カラダが改善する喜びを伝えられたこと。
自分も一緒に改善して子供を授かったときの喜び。

そのすべてが、自然の流れだったし、そして今の私のモノづくりに役立っていて
その経験が、本質を見極める判断基準となっています。


さてさてグリーンランド帰国後は東北の八甲田や月山を滑っていたけど
震災以来、スキーを封印していた私に、ポッと現れた札幌のみんなの楽しそうな空気感。
それなりに今も楽しいのだけど、やはりスキー三昧のみんなが羨ましい。

今では子供もいるのにガンガンスキーしている皆をみて
「子供がいると何もできなくて、、、」っていう言い訳はしないことにしようと決めました。

今の私の密かな企みは、
海外出張の際に、ひと滑りしてくることくらいかな。
そして、いつか子供といっしょに北極へ遠征にいくこと。

小さなこどもたちが、ゲームではなく、
彼らのように大声をはりあげてジェットコースターのように
山を下っていく雪の楽しさを感じてくれるといいな、と思います。

そして私は、すっかり翌日の3人の面接を忘れてついつい楽しくて、
次回の大阪での報告会への車に一緒にのっていくところでした、、、危ない危ない!



  • 彼らはグリーンランドでの旅の本も出しました。
    笑える内容ですので
    グリーンランドを旅したい方は、ぜひ本でお楽しみください〜!
      こちらのサイト
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