地産地消の家
2006年2月21日 wrote
食べ物もそうだけど、「毎日暮す家」も何でできているか、
どこから来た材料なのかって気になりますよね。
でも、素人の私たちには建材の物流なんてわからないし、
意見もいえない。
だから、健康にいいか、どうかなんて
シックハウスの★印くらいしか目に見える基準がなくて
でも、それすらもどれほど信用があるかわからない。
と、思っていたのだけど
先日見に行った家は、なんと全部、
地元・宮城県川崎町でとれた木・そこで暮す職人を蘇らせるための家。
つまり
「そこで暮すヒトのための・そこで暮すヒトによる・そこの自然を生かした」
家だった!!!
こんなことが現実に可能なのかな、と思っていたことが
目の前にあって、とても嬉しくなりました。
誰が作ったかがわかる野菜って、おいしく感じるけど
それと同じように、どこの素材で誰が作っているかを知ると
それを見る目が変わるよね。
なかには、白石和紙をくるみで染めた襖もあって、
あ~、やっぱり東北って文化が残っていて豊かだなあ、って
建築から文化を感じてしまいました。
原田さんという、そこの家主は、
そういった地産地消の家づくりや考え方を推奨する活動をしていて
それは川崎の森を使い、間引きすることで森を守れるんだって!!
きっと食べ物と一緒で、地元の素材を使った家は
その土地の四季や暮らしに適しているんだろうな。
こひろ談