すてきな時間のつくりかた。
2006年5月16日 wrote
ついさっき、おおっきなブドウのカゴにテンコ盛になった春やさいを持った
<おひさまや>のシギハラさんがやってきて、
SORAの会場にて料理教室を開いてくださった
広告代理店でサラリーマンしていた頃の私って、
ランチ食べる暇もなく、
企画書の作成か、もしくは一文字の間違いもないか、原稿の校正の嵐だった・・・。
それこそ、一分一秒を争うなかで
食事は食べれないのは当然で、しかも、ただお腹の空腹を満たすだけの物体だった。
とても今思うと恐ろしい。
でもそういう業界なのだとあきらめてもいた。
しかしこうして、おひさまやさんや自然食系の方々と触れる機会が多くなって
「あ~そんな同じ時間にも季節はちゃんと巡り、生まれ出づるものもあったんだ~」とか
「こんなにすてきな時間を主婦たちは楽しんでたんだ~」とか、
しみじみ実感する。
もちろん私にも地産地消の究極の暮らしを体験したことがある。
それはエスキモーと暮らしていたときに学んだことだった。
そこにあるものを食べないと寒くて辛いとか、合理的にできている、とか。
そして自分の食べる分しかとらない、とか。
そういった体験があったからこそ、
自分の生まれ育った土地の食物や文化に改めて興味を持った東北に永住するきっかけになった。
そしてその後のサラリーマン時代にも、ときどき、北極で漕いで旅していたときに感じた
鯨やアザラシがのんびり暮らしていた風景を思い出しては
今こうしているときこのときも同時に、あの世界は広がっているんだって自分をなだめてたっけ。
「だから北極に行け!」とはカンタンに言えないけど(笑)
日常のなかでもこうした「すてきな時間」はいっぱい作れるし、
仙台には「三陸」というすばらしいフィヨルド?!はあるし、
食べ物は豊かだし、
すごくすてきな時間は作りやすい環境だと思う!!
今を忙しく働く女性は沢山いるけど、
少しだけ、時間を作って、料理教室や外にでて違う感覚に身を置くといいかもしれない。
楽しく生きる先輩から話を聞くと、なんか今までもったいない時間を過ごしてきた!と思うくらい
楽しいこと知っていて、嬉しい悔しさを感じられるかも。って実際私がそう感じました♪
そんな時間が自分を救ってくれたり、生きることの楽しさや働くことの意義みたいなのを
改めて感じ取れるかもしれない。だって楽しむために働いているんだよね、ホントは。
オン*オフが上手くできる女性ってカッコいいよね。
▲何十年もの間、ヒュンヒュン言いながら玄米を炊いてきた圧力鍋。時間が経過することで生まれる道具の美しさ、機能美みたいなものを感じた。
▲シギハラさんが庭にあった雑草を抜いて、もってきてくれた。みんなみんな生きている♪ですね。それぞれがとっても美しい。野花ってすてきだね♪
▲楽しいこと・おいしいことに敏感な受講生たち!?(笑)
みんなは すてきな時間のつくりかた 知ってる?
私の仲間には、そのヒントをたくさん持った友人がたくさんいます♪
こひろ談