折り畳みカヤックをこよなく愛する男・大瀬志郎との久しぶりの会話
2007年3月27日 wrote
先日、懐かしいカヤック友達から、一本の電話がきた。それは、
滋賀県で折り畳みカヤック「フェザークラフト」を販売している
大瀬志郎くんだった
▲彼のショップHP
フェザークラフトは、
エスキモーの伝統的なカヤックを忠実に再現しつつ、
しかも、折り畳みできるよう創り上げた芸術的な舟。
彼がその舟を愛しすぎてその総輸入代理店
A&Fに勤務していた時代(もう11年も前か~^^)
私がグリーンランドへ行って
カヤックで移動しながらスキーをしたい!と企画した際に、
なるべく飛行機に乗せるのがラクなフェザークラフトで行ければ、と思い
彼に相談したことがきっかけで出会った。
葉山で練習してたころ、わざわざカヤックを持ってきて乗せてくれたのに
私は、これではスキーが詰めない、エッジで皮が切れちゃう、と気づき
結局グリーンランドへは違う舟を持ち込んでしまった・・本当にあの時は申し訳ないことをした^^;
なのに、それ以来、頻繁には会わないけど
会うとソウルに響く会話ができる、以前から気の合うカヤック友達だった。
そして、年賀状のやりとりから
私が三陸で草山さんと一緒に楽しい企画をしていると知って連絡をくれたのだ。
久しぶりに長時間話して、いろんなことが懐かしく感じられた。
私が以前はなしていた言葉、
「カヤック作りは、漕ぐことと同じこと」と話していたことを
グリーンランドから戻って10年経った今も彼は覚えていた。
そして、当時は何を話しているかわからなかったけど
最近その意味がわかってきた、と話してくれた。
言葉は人の心のなかで生き続けるものだ、私は忘れてたけど(笑)。
私はいま、病気して以来、体力は落ちてしまったけど
三陸という世界的にもユニークな場所で
体力の無い女性でも気軽に楽しめるような企画を通じて
カヤックの新しい可能性をみんなと共有したいと思っている。
シーカヤックに出会ってから15年も経ってしまった今、
大瀬君のブログにあるように
かつてはお世話になるばっかりだったけど
(本当にたくさんの人にお世話になりました^^)
今度は私もいろんな方にシーカヤックの楽しさを伝えることができたら幸せです。
そしてまた、かつての友人とつながっていくことで
お互いに刺激を与え合えたら嬉しいな~。
もちろん、
フェザークラフトの可能性を広げる企画も一緒にしたいね、大瀬君!
まずは車にカヤックとテレマークスキー積んで、また一緒に遊びに出かけるべ!
▲エスキモーの国から帰国した直後、
思いむくまま描いたエスキモーの踊りの絵「Drum Dance」。
すべての想いを歌や踊りで表現する彼らの生き方に刺激されたっけな~。