10月7日~9日のローハス*キャンプー予告編
2006年10月10日 wrote
皆様、ご無沙汰しておりました!昨日、ゲスト・スタッフとも全員、無事に戻ってまいりました♪
誰もが想像しきれなかった天候と
ものすごいエネルギーが渦巻く三陸で
ドラマのような、夢のような、不思議な時間を過ごしてきました・・・・。
「50年、海で漁をしてても、こんな海は初めてだ」と言わせた天候は、
熱帯低気圧に変わった2つの台風が、突然、
低気圧と合体して、ものすごい塊となって発達していきました。
それは出発日前日や当日の朝でも、天気予報士や漁師すら予測しきれていなかったといいます。
私たちも当然、熱帯低気圧に変わった台風がそんな塊に変貌するとは知らず、
しかし、コテージを確保するなど、安全を確保しながら
天候の回復を信じて三陸へと向かったのです・・・。
しかし、三陸に近づくにつれ、
それは漁師生活以来、みたこともない三陸の光景だったとまで現地の漁師に言われるほどの
世界へと突入していくことになりました。
「風」という目に見えないものが、
木々を根こそぎへし折り、大きな波やうねりとなり、
私たちにも目に見えるカタチとなって
その存在の凄さを感じさせてくれました。
私たち小さな人間は、自然が創りだす、
この壮大な目に見えないエネルギーや波動のなかでは無力にも思えました。
でも、今回感じたのは、
私たち小さな人間にも僅かながら、でも確かに持ってる知恵や気のエネルギー。
素敵なスタッフたちのおかげで、その自然環境に合わせて
そのときに必要なプログラムが展開されていったように想います。
さらに、こんな厳しい自然のなかでも生命力溢れ、愛情をもって育てられた野菜が持つパワーと
それを生かしきってカラダに取り入れるという、生きている実感。
そして、自然のエネルギーを自分のなかに取り入れながら暮らすことの意味。
▲ふと見上げると、空にはまんまるなお月様と光冠が!うさぎさんが
「あれがでると良いことが起きる前兆なんだよ。祝福されているんだって!」
との言葉にみんな感動・・・。
すると自然に月の礼拝のヨーガが始まった・・・・(写真提供:わこうちゃん)
太陽の礼拝のポーズがどうして、こういうポーズなのか。
なぜ礼拝をするのか。
最終日、寒さのなか、久しぶりに太陽があがり、
ジワジワと増していくその温かさに手を向けエネルギーを自分に取り入れていく
波の音を聞きながらの朝ヨーガは自然にその意味を教えてくれ
ヨーガの本質に迫ることができたように思えます。
おなかにズドーンと波が響く、あの石畳でのヨーガも凄い迫力だった。
ポーズができることが目的なのではなく、
そこにただ存在する自然のエネルギーを
カラダとココロに取り入れ一つにするための手段としてのソウルフル*ヨーガ。
心を振るわせる感動。
それは、三陸のめまぐるしく展開される自然エネルギーとそれがゆえの地形、
そして、そこに居合わせたゲストやスタッフの誰が欠けても成り立たない、
そこに居てくれた人々が創り出したものだった。
▲風によって振り落とされたアジサイが、風によりドライフラワーになって、転がって落ちてた。
自然のアートにしみじみ。
自然のエネルギーに感謝しながら、
今回お越しくださり、一緒にプログラムを創りあげてくださったゲストの皆様に感謝し、
自然と人々に生かされていることの奇跡に感謝したいと思います。
あのメンバーでそこに居合わせ、たくさんの自然の祝福を受け、
無事に自宅に戻れたことは、とても感慨深いものがあります。
チーム台風16号。
誰もが忘れられない3日間をシェアできることの感慨深さ。
この3日間で、自然が持つさまざまなエネルギーを凝縮して受けた
壮絶な日々でした。
偶然のようで、全てが必然だと思えるほど
この嵐(風)が私たちに湧き起させてくれた感動は大きいと思います。
自然のエネルギーを取り入れて自分に湧き起こるものを感じる、
というには、余りにも凄いエネルギーでしたが、
それをもプラスの要因に変えていく強烈な協力スタッフのバイタリティに感動しました。
そして何より、一番の変化は
私のなかで、このプログラムの開催の意義の本質をみつけたこと。
まだまだ語りたいことも、写真も膨大。
少しずつかみしめながら
アップしていきたいと思っています。
こひろより。
※今回のイベント(これはもうプロジェクトと呼べます!)にご協力くださり、全ての安全を優先してサポートしてくださった現地漁師の俊ちゃん、メサ草山さん、そして全てのスケジュールが前日にひっくり返っても心よくSOUL FOOD COOKINGをしてくださった「まくろび庵さん」と天然酵母で満月&新月ピタを作ってくださった「ひよこまめ」さん、その時の自然環境や心の状態に必要とされるヨーガのレッスンを即席で行ってくださった「ヨーガライフシステム研究所の誉田さん」、いつでも心強く相談にのってくれたタケ、そしてどんなシチュエーションをも楽しみに変えてしまうゲストの心の豊かさに心より感謝しております。ほんとうに本当にありがとうございました。
※今回の風と雨により、河川の洪水や自然災害など被害があった方々には被害が早く落ち着くことを心よりお祈り申し上げます。