準備を重ねてきたあの・真夏のローハス*キャンプが・・…
2006年8月22日 wrote
海の絶壁や、石畳のうえ、そして無人浜でのアウトドア*ヨガを満喫すべく
シーカヤックにマクロビ*デリを積め込んで旅にでる
極上の夢の共演が実現しようとしていた、
あの「真夏のローハス*キャンプ 3days」が
なんと、台風10号と少し足早にやってきた秋雨前線の影響で
中止 になってしまいました!
ガ~ン!!
これまで、メニューの打合せやヨガのプログラムの考案、資料作成など
たくさんの準備を重ねてきたのに・・・・!!!
そこまでしてきただけに、皆の期待があっただけに
本当にギリギリまで、判断に迷い苦しみました・・・・。
中止に決断した理由は、
台風による南からのうねりの名残と、
秋雨前線が南下することによる雨とそれに吹き込まれる風の影響でした。
しかも、今回は
シーカヤック・マクロビ・ヨガと
3分野とも全て、女性のスタッフが共鳴しあい、
主体となってレクチャーする女性による、
女性参加者のための「ローハス*キャンプ」が実現しようとしていたのだ!
すごいイベントになる予定だったのに・・・・。
もう一つ私を悩ませたのが、判断しなくてはいけないリミットが早すぎること。
これはSORAのイベントの魅力でもある食材の問題。
というのも、
通常のイベントとは異なり、今回の「ローハス*キャンプ」では
契約農家の無農薬ヤサイや普段手に入らないものをご提供するため
かなり前から発注しなくてはいけないのでございます。
参加者からは、「前日まで判断を待てないの?」とか
シェフからは、「なるべく早い段階で判断してほしい」とか、
各スタッフからは、「雨に濡れてもできるんじゃない?」など、
たくさんの意見が湧き出ます。
しかし、<本来の主旨が曲がってしまうのなら
お客様からお金をもらうのは申し訳ない>、
<でも、せっかく休みをとって、楽しみにしてくれてるのに、それも申し訳ない>
などと、私のなかでも行ったり来たり。
どんな仕事も大変なのは判っているけど
こんなにリスクの大きい仕事、もう耐えられない!などと
イベント自体の存在意義まで問うほどに・・・・。
でも、やる必要性は自分が一番痛感しています。
それは、沢山の方からの「こういうの待ってた!」などの
嬉しいメッセージから感じられるのです。
今回は、
<自然のエネルギーを感じ、自分のなかに沸き起こるものを見つめなおすー。>
というコンセプトだったのに、開催前に自然のエネルギーを痛感してしまうとは・・・・!
人間によるどうにでもならないことは、案外人間によってどうにかなる。
でも自然によるどうにでもならないことは、人間にはどうにもならない。
グリーンランドで感じたことが、今もなお思い出されます。
しかし、季節はまた巡ります!
チャンスは創ればまたあります!
願っていればまた叶います!
そう思って、18日、晴れる仙台を後にして、
北三陸へデポしていたカヤックや荷物を片付けに行ってきました!
すると、余りに晴れていたので後悔していた私の判断が
確信のものとなりました。
なんと、北三陸は雨・霧・うねりの最悪な事態に・・・・
↓ドヨ~ンとした18日の北三陸への道中。
容赦なく雨が降り続けます。
ふは~、中止にしてヨカッタ!
通常のカヤックツアーなら、霧も情緒あるけど、かなり、うねりが入って時折突風もありました。
一応海にも出てみた。入り江のなかは静かだけど南側からうねりが伴います。
視界もほとんどなく、どこを漕いでるか判らないほど。三陸にきてもこれではねー!
ということで、夜は、三陸の酒場へと夜の海に呑まれることに・・・。
知ってた-?
三陸ってサカナが旨いのは当然だけど、かなりラーメンが旨いのだ!
酒だって、浜千鳥や酔仙など、極上のものが勢ぞろい!
今度は、「三陸・漁師の酒場ツアー」なんてのを企画しようかな。
昼間は粋なニッポンを漕ぎ、そして夜は漁師の町の酒場で呑む。
そんなお気楽ツアーも考えてみようかな。
と、無念のなかスゴスゴと片付けに来たけど
結局どんなときも楽しむことが一番よね!っていって
仙台に戻ってきました。
今回、たくさん準備にご協力くださっていただいたスタッフの皆様、
特に東京から来てくださる予定だったヨギーニ・ナオ、
そして、月や自然を意識したメニューを考案してくださった
まくろび庵さん、
さらに、この日のために
天然酵母で新月ピタと満月ピタを制作してご用意してくださった
ひよこまめさん。
たくさんのご協力をお願いしておきながら実現できず、
本当に申し訳ございませんでした!!
しかし、この準備を次に生かして、さらに良いものが生まれることを信じて
前を向いていければと思います。
きっと皆は待っていてくれると思いますので、どうぞ今後とも宜しくお願いします!!
そして今回お申込みくださっていたゲストの皆様。
三陸はいつも変わらず、そこにあります。
めまぐるしい自然のエネルギーのなかでも
ただじっと、そこに存在しています。
これからも、ただそこに存在する何かが、伝えようとしているものを
感じ取っていただけるような
自然と人が共鳴することでココロが沸き起こる
そんなイベントを今後も開催して行きたいと思います。
またぜひ次の機会を楽しみにしていてくださいね。
極上のローハス*キャンプの裏ではこんな準備と想いが!という
丸見え*報告でした。チャンチャン!
こひろ談