あの美しい三陸の海を守ろう!!
2006年5月11日 wrote
先日、仲間の漁師のトシちゃんが真剣な顔で、三陸の海が汚染される可能性がある
「 六ヶ所村核燃料再処理施設 」の説明会に言ってきたと話していた。
漁師にとっても、私たちにとっても、東北人にとっても重大な話題だ!
かの坂本龍一さんも、本日5月17日から公式サイトを立ち上げて訴えているくらいなのだ!!
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六ヶ所村再処理工場とは、
青森県六ヶ所村の「核燃料サイクル施設」にあります。
全国の原子力発電所から出る使用済み核燃料は、
再処理工場の中の使用済み核燃料貯蔵プールに送られ始めています。
「サイクル」「再処理」という名前を使っていますが、
使用済み核燃料からプルトニウムを取り出す施設で、プルトニウム生産工場です。
そのプルトニウムを再度原子力発電所の燃料として使う、
というのが日本政府の計画ですが、使用済み核燃料を棄てさせてくれる場所がないので、
とりあえずの置き場所を確保したいというのが政府・電力会社の本音でしょう(一部グリーンピースから参照)
六ヶ所再処理工場から排出される放射能は、1日で、
平均的な原子力発電所からの1年間分を超えてしまう。
坂本龍一さんは
【六ヶ所村の再処理工場からは、1日で通常の原発から出る1年分の放射能が、
大気と海にたれ流しだ!こんなことが許されていいのか?
1日でも早く止めた方がいい】 とアピールしている!!
そんな現状を、客観的な視点で捉えたドキュメンタリー映画が仙台でも公開されるという!!
これは、仙台の皆さん、ぜひこの機会に事実をしるため、いっておくべきだと思います!!
以下、コピー文
★上映会のご案内
ドキュメンタリー映画『六ヶ所村ラプソディー(119分・2006年)』鎌仲ひとみ監督
【日時】6/25(日)
上映開始時間:10:00/13:00/16:00
【会場】宮城県婦人会館:仙台市青葉区錦町1-1-20
(TEL022-222-7721)http://www.fujin-kaikan.or.jp
【料金】前売り(予約も)1000円・当日1300円/高校生以下前売り500円・当日700円
【託児】9:30~12:15(一回目上映分)と、12:45~15:15(二回目上映分)
のいずれかをお申し込み下さい。三回目上映分は承れません。
託児定員:各回10名 料金:1人400円
予約締切日:6/22(木)※但し定員になり次第終了
対象:1歳半~5歳
申込み:070-5058-7779(村上・18時~)
【主催】『六ヶ所村ラプソディー』みやぎ上映実行委員会/共催:みやぎヒューマンドキュメンタリーを観る会
【チケット予約・お問合せ】090-3757-7529/hittoi2.call-ress@ezweb.ne.jp(木村)
【チケット取扱い】book cafe火星の庭、藤崎、141
【実行委員会から】
一秒でも早く六ヶ所再処理工場の無謀さを広め、
三陸の海を死なせない世論につなげたい一念から緊急に企画しました。
>六ヶ所再処理工場アクティブ試験が始まったのが今年3月末日。
以来、放射能が海に大気に流され続けています。これまでは原発事故のときに
「事故はあったけど放射能漏れはないので安心して下さい」といっていたのが再
処理工場が本格稼働になると、原発一基が一年で排出する放射能(4万7千人分の
口径致死量)が毎日海へ流されます。政府は再処理工場が海へ流す放射能量を規
制していません。大気に排出する分は風向きによっては48時間で東京に届くと言
われてます。このようなことは当事者の私たちにほとんど知らされていません。
なぜ広範囲の命が危険にさらされることが懸念されながら、政府もマスコミも報
じないのでしょうか。
>映画で現状をまず知り、大切な人に伝えることから始めませんか?
>『六ヶ所村ラプソディー』は単なる反原発の映画ではありません。
美しい六ヶ所の四季を背景に、推進派、反対派、「声なき声」、再処理工場で働
く人、米を作る人など、暮らしの根に「核」がある人々に静かに寄り添い、「答
え」を出さずに自然体で撮られた重層的な作品です。幅広い考えを持つ方にぜひ
ご覧いただきたいと思います。
>企画はしたものの時間も資金も足りず、でも本格稼働のリミット目前という
煩悶の中にいます。どうか私たちを応援して下さい。チケットを3枚以上預かっ
て周りの人に売っていただける方、チラシとチケットを発送致しますのでご連絡
下さい。当日会場で前売り値段でご精算いただきます。
>なお、収支決算後余剰金が出た場合は鎌仲監督を通し、劣化ウラン弾で苦しむ
子どもたちにカンパさせていただきます。
>
>★『六ヶ所村ラプソディー』上映会プレ企画・
「アイリーン美緒子スミスさんと語り合う会」~六ヶ所再処理工場の今~
>【日時】5/18(木)19時~
>【場所】仙台市市民活動サポートセンター3階セミナーホール
>【参加費】300円
>【問合わせ】090-3757-7529(木村)
>アイリーンさんは京都の環境NGOグリーンアクション・ジャパンの代表。
「水俣」等で有名な写真家の故ユージン・スミスのお連れ合いでもありました。
六ヶ所村からの帰途、最新情報を携えて、仙台にお話に来て下さいます。彼女の
お話は不思議と元気が湧きます。
これからもこの話題に触れていきたいと思っています。
もちろん私も上映会には足を運ぶ予定です。
みなさまもぜひ。