宮城の建築素材&技術を見直そう!ナショジオにも掲載された葦の原っぱでの葦刈弟子入会
2008年2月7日 wrote
世界的にも注目された
近代的な「メディアテークの建築」(仙台の図書館)も素敵だけど、
宮城にはもっと世界に誇るべく
地球を浄化し、私たちのカラダや心をも浄化してくれる、
しかもアーティスティックな
見直すべき自然素材がゴロゴロしていますよね!
私たちがよくカヤックで探検させていただく
(写真提供/abehari)
迷路のような水路が引かれている
葦原は一時、荒れてしまうほど人から邪魔もの扱いされてきましたが
古くから茅葺シゴトを行う
熊谷産業さんたちの活動のおかげで
その美しさや、北上川の浄化が戻り
ニッポンの原風景の美しさがよみがえってきた場所です。
(※一般の方が許可なく葦を刈るのは禁止されております)
でも実際は刈り入れ期間は短く
こうした茅葺職人からカキイレ時に
弟子入りさせていただく機会はほとんど皆無。
ということで
なんとか熊谷さんの若旦那に交渉し、
私たちSORAチームも今回の
弟子入り体験会に参加させて頂けるチャンスを頂戴したのでした~~~~
しかし、一番楽しみにしていた私は
12月に赤ちゃんを授かる、という大切な任務を頂戴したため
あえなくドクターストップ。
代わりに、いつものSORAファミリーの皆が
修行してきてくださいました!!!!(私は来年リベンジするぞ!)
素敵な報告写真をご提供くださったチコリン、ありがとうよ~~~!!!!
当日は全国から
建築家や左官屋から、
はたまた自然環境問題に興味のある方や
アーティストなど総勢70名が集い
夜は渋い温泉宿を貸しきって大宴会になったのだとか。
アフリカでは国際空港も茅葺屋根なのだとか。
本当は私もアフリカのマリに行って
土の家の修行に出る予定だったんだけどなああああ~~~。
これはじっくり、まずは地元のものを見据えなさい、ということなのかも。
熊谷秋雄さんからは
葦の可能性や魅力などがスライドで紹介されたり
なんと葦を使った商品の抽選会もあったのだとか!!!!う~楽しそう!
熊谷産業の名物おじい!も参加していたというから
話しがしてみたかったな。
こうした原っぱや技術は
日本でも数が少なくなり
こんなに立派な葦原はここだけだというから
私たちがその稀少性にもっと気づかないといけないのかもしれませんね。
今回、参加してくださった
よつば農場の原田さんが
今回学んできたことの詳細をブログにて紹介してくれています。
ぜひご覧になってみてください。
病気になれば自分に必要な雑草が庭に生えてくれるように、
本当は自分の足元に転がっている
何気ない素材でも十分すてきな家が建つんだろうな、と思います。
アフリカの人の家をみていると
地面の土がそのまま家になっています。
贅沢をするのではなくそこにただあるものを
感性を豊かにして生かしきる、
それがとても大切なことのように思っています。
そんなSPACEづくりを夢見て
これからも宮城の素材の勉強をしていきたいと思います♪
そして、
この葦の素晴らしさを伝えられる
プチモデル*ハウスを創れたらと願います♪
最後に、今回、私たちの仲間を参加させてくださった
熊谷産業さん、そして参加してくださった皆様、
本当にありがとうございました~
どんどん素敵な家が、人の輪が広がって行くことを楽しみにしております♪
やっぱり自然は偉大だ~~~~~!!!!!