Lohas Camp ‘07 の旅レポート (本編)VOL2
2007年8月27日 wrote
Vol1のつづき>>4日間もの間、毎日 湿度や温度が変わる空気感の違うなかで
暮らしに密接した
マクロビ的なヨガについてを大自然のなか学びました。
太陽が出てくると同時に、みなさんも
テントからモゾモゾででてきました~
森山先生のマクロビオティック*ヨガとは、
ただポーズをまねていくことではなく、
暮らしのなかでのモノゴトの考え方や姿勢、
そして今壊れつつある自然と人間がどう関わっていくべきか、
他者と自分をどうつないでいくか、
そして自分のカラダとココロのバランスの保ち方などを
あらゆる方面からアプローチしていくヨガのスタイルです。
まさに先生のヨガは
自然の摂理のなか大きな視野で生命や食をつなぎ、
自然も人も地球上で暮らすみんなが平和な心で暮らすのを志す、
マクロビオティック的な考えにも通じていると思えます。
今回先生へお願いしたヨガ*プログラム内容は、
◆マクロビオティック*ヨガとは?といったイントロ
人間にとってかかせない「自然」をどう暮らしやヨガに取り入れて行くかなど
◆参加者のカラダの状態や癖をヒアリング・認識した上でのそれぞれの修正法
◆砂浴に合わせて体内浄化、バランス調整、砂浴中のための呼吸法
◆砂浴やプチ断食前・中・後の食事療法やお手当て法
◆自然と意識したヨガ
<太陽とそれにより起こる風、風が創る波>を音によって感じる
朝の瞑想呼吸法・ヨガポーズ
<月の引力>と<潮の満ち引き>を肌で感じながら夜の瞑想呼吸法
◆経絡やカラダに合わせて全身の疲れをとっていく、
リラクゼーション(コミュニケーションを図るためペアになったり、又自分でできるもの)
◆そしてクライマックスに、絶壁でのクリフ*ヨガでは
そこにある大自然のエネルギーを感じとり、その自然に合わせたポーズを各自とり
自然と一体となるヨガ、
そして全員のココロをつなぎ、自然と一体になる感覚を感じたとき
そこにそれぞれの営みがあり、それぞれが関係しあって生かされていることを知る
今回のアウトドア*ヨガの総まとめ
といった内容でお願いしておりました。
さあ、美しいビーチでのヨガ三昧のはじまりです!
いつもキャンセル待ちをしてくださっている方や参加者の方から
「どうしてもっと参加人数をふやさないの~」とお問合せを頂戴するのですが
私が少人数にこだわるのにも理由があります。
それは、なるべく参加者それぞれの
カラダとココロの癖や症状に効くヨガレッスンになるように
講師の方が直接参加者の方と密接に関われる人数であるべきだと思っているし、
そして何より大勢のなかでのヨガは、
自然のエネルギーを感じにくくさせてしまうだけでなく
講師の方は大声を張らないと声が届かなくなってしまい、雰囲気を壊してしまいます。
そのため、できればこれからも少人数制にこだわりたいな~と思っています
(キャンセル待ちの方にはいつも申しわけなく思っていますがお許しください^^;)
砂浴に向けての呼吸法なども学びます。
吐き出した後に吸い込む空気の、おいいしいこと!
丹田呼吸法、完全呼吸法などを通じて
都会のストレスで登りやすくなった氣を丹田に下ろしていきます。
「いてえ~」Byあやや
さらに足の裏の反射区にもグリグリっと!
自分でできる整体やリラクゼーションの時間をたっぷりとっていました。
みんな結構、いろんな症状をかかえているね~!
雨降りだって、
「これも私たちや自然界にとって必要なものなんだよね~」って
Oさんがボソッてお話してくれたりして
みんな自然のなかでの心の持ち方が変わってきていて嬉しくなっちゃいました!
どんなことも全てを受け入れて雨音をききながら、
テントのなかで読書やお灸タイム♪
みんなそれぞれに楽しみをみつけてくれてます!
こんなにのんびりできるのも、雨だからこそ!
▲テントが一瞬にお灸サロンに!不思議な光景です!
でも実は「冬病夏治」といって、冷え性などの冬の病気は、
暑い夏にこそ治せ!ということで自分でできる冷え性対策のお灸をしあいっこしました。
毎朝、早朝5時ころ、
昨年からずっと参加を切望してくれていた「あやや」が
独りでビーチ*ヨガを満喫しているところをパシャリ。
見ているだけで、こちらも背筋がピーンとなるくらい、気持ち良さそうでした^^
遠くから隠し撮りしたので、ちょっとぼけてます。
そ・し・て、3日目。
待望の砂浴の日がきました~
ここの白砂は、そのほとんどの砂が
新月と満月の大潮のときに海に洗い流される(波がすべての砂を覆います)
とても浄化力の強いビーチ。
また粒子が細かいほど浄化力は高いといわれていますが、
粒子が細かいだけでなく、人の出入りも少ないのでとてもキレイ!
だからここの、サラサラの白砂は
人目を気にせず、自然と一体になるには絶好のポイントと3年前から目をつけていたのです♪
そして、夏のこの時期は黒い砂だと日差しで
砂が焼けてしまい裸足では歩けないくらい熱くなっちゃうので
白砂の、しかも北側に森があるビーチがオススメです。
▲雪山用のスノースコップとパドルが大活躍しました!
でもその前まではカンカン照りで
私の唇も日焼けではれてしまうほどだったので
砂浴当日に暑すぎたら困るな~と想っていたら
少し曇りの天気に・・・
逆に少しひんやりする位だったのでホッとしました。
砂に入っているとだんだんと温かみを感じて
スヤスヤ寝てしまう人も。地球と一体になる感じがした、という方もおりました。
症状のある腎臓にだけ砂がつかなったり、
赤い斑点がでたり、
足先だけチクチクして毒が出ていたり、と人それぞれ症状が出ておもしろかった!
そして、あややの入ってた穴をかいだら、ちょっとガスのにおいが・・・
その後実は私はクラクラきて、頭痛が・・・何かでていたんだね、きっと・・・。
自然のチカラってすごい!
そして最終日のクライマックスの
「CLIFF YOGA」も凄かった!
そして最後は、輪になり、参加者とスタッフの心をつなぎました。
そしたら、パア~っと太陽の光に包まれて
みんなを明るく照らしてくれました。
今回は、天候にも恵まれ、
不自由カと想われる自然のなかでの生活に
本当の豊かさは自然のなかにあって
さらにそこから楽しみをみつけてくれて本当に嬉しかったです!
自然のなかへ一歩足を踏み入れることは
不安がいっぱいあるけど
そこにはテーマパークにはない、
自分が変わると楽しめる要素がたくさん転がっています♪
これからもそんな自然との共生、自然のなかでの楽しい過ごし方を
ほんの少しでもみなさんと創りあげれたら幸せデス♪
ちなみに、毎晩、夜は森のケモノ道を通ってお風呂やさんへ行きましたよ~
みんなが風呂上りに、何もいっていないのに自然に雨具を着だす姿をみて
たくましく想い、ついニヤニヤしてしまいました(笑)
4日間、自然のなかでのLOHAS CAMP ほんとにお疲れ様でした!
おしまい!
※ご協力くださいました森山先生、草山さん、タケに心より感謝申し上げます!
ありがとうございました~