もう一つの、海。
2007年8月9日 wrote
以前、梅雨の合間にある窯で陶芸をして
初めて抹茶碗をこしらえたのが届いた。
中1の頃、和菓子が食べたいのと、
皆でお茶会を開きたくて(今おもうと渋すぎる子供だった・・・)
お茶をほんの少し習ったのをかすかに思い出しながら・・・
抹茶が映えるバニラ色で仕上げました。
それを今日、
お茶の先生のところに20年ぶりに遊びに行き、
見せてみたら、先生からもお褒めのコトバが!
お茶を私がやめたその後もお茶を20年間
習い続けた父親が
お茶をたててくれて、おいしく頂きました!
そして、出された和菓子がなんと、
波のカタチをしていてビックリ!
こ、これは、「とらや」の季節の和菓子「水の宿」のはず。
でも
でんぐり返って、まるで北斎の海の絵のようにみえる・・・・
そこに、もうひとつの海がみえた。
さすが先生!
こうすれば波や海をイメージさせて
涼さえも誘う。
ただ間違っただけなのか、粋なはからいなのか。
どちらにせよ20年ぶりに触れた茶の世界に、
日本人として心が震えるひとときでした!(笑)
ちなみに今日の掛け軸には
「向南見北斗」と書いてあった。
う~ん、深いぞ、茶の心♪
今度はビーチで野点もいいねえ♪