最後のパウダー? & マジメな講演会の日
2006年3月16日 wrote
今日はちょこっとハードなスケジュールでした。タケがどーしても岩手県の安比スキー場に行きたいと駄々こねるので、
今日しかないタケの休みにあわせて
あさ5時に起きて、@3時間くらいかかる安比まで行ってきました。
でも結局、行けば私の方が楽しんでしまうんだけどね。
かなり冷え込んだ昨日、雪が降ったらしく
15CMくらいのパウダーを楽しめました。
でも強風で少々モナカ状になる難しい雪でした。
一人コース横で、ツリーラン(林のなかを滑ること)を
楽しんでいると、リフトから知らないボーダーが
「調子どう?」と聞いてくる。
同じ<パウダージャンキー>だな、とお互い通じるものを感じ、
いろんな挨拶を交わす。
全然知らないもの同士が、履いている板のジャンルも違うのに
同じ感覚をもてて、すぐに仲間になれる、こういう瞬間って
旅をしていてもそうだけど、楽しいよね。
途中、なんどもリフトですれ違うたび、手をすっとあげて「オウ!」と挨拶を交わす。
やっとバックカントリーやパウダー文化が一般にも理解されてきて
けっこう皆と日常でこういう挨拶が交わせるようになったことを嬉しく思う。
私がかつて札幌の学生スキーチームにいたころ、まだバックカントリーとかって流行ってなくて、
林のなかや変なところを滑ってると、チーム内で一人浮いてたっけ。
だんだん山を滑る仲間に知り合って、無心に滑ってたのが懐かしい。
今では皆、雑誌にも出るようになっちゃったけど。
そうこうしているウチに、あっという間に時間がきた。
そう今日は小さな講演を頼まれてた日。
いそいで仙台へ戻りスキーウエアからスーツに着替えて、高層ビルの会議室へ。
うわ、けっこう年齢の高い、敷居の高そうな方々が待ち構えている。
何話そうかな。
でもなんとか無理やり話す内容を合わせて、楽しみながら終了して、
さいごに名刺交換をして、ビックリ!!!!。
地元の名のある会社の社長さんや経営者たちばかり。
うわ、大丈夫だったかな、
と心配していると皆どうやらニコニコ顔。
あ~、今日が無事に楽しめてヨカッタ。とっても濃い一日でした。
こひろ談