どうもです。タケです。
一時期は、あんまり更新されなかったこのブログですが、
最近、オニのように更新されてます。
今シーズンのSORAのイベントも
少しずつ関係各位話し合いを進めて、煮詰まっていきそうです。
今回は、今シーズンのイベントとは関係のないお話です。
前回の予告どおり、今回は、「カヤックが欲しい!」という思いについて。
カヤックを始めると、やはり自分のフネが欲しくなります。
私もそうでした。
しかし、欲しいといっても財布の中身はそう簡単に
希望をかなえさせてくれそうにありません。
カヤック、特にシーカヤックは、結構高価なものです。
そこでまず、本やカタログを一生懸命、研究します。
しかし、シーカヤックといっても色んな種類があり、
また、素材も色んなものから選べます。
それを吟味して、吟味して、吟味して、、、
そうして、頭でっかちになっていくのです。
しかし、この頭でっかちの時期はとても楽しいもの。
タケもカヤックではなく自転車で、とても頭でっかちになっています。
「おお、このフネの幅は、アレより2センチも細いんだ!」
「おおおっ!このパドルは、今まで見ていたパドルより200グラムも軽いんだ!!」
なーんて、ちょっとしたことでも大盛り上がり。
そんなこんなで、サイフの中身も度外視して
色んなことを考えてしまうんです。
しかし、この時期は気をつけなければいけません。
とにかく、トイザラスに入った子供のように、冷静さを完全に失っているのです。
カタログデータだけを参考にして、
果たして自分にはどんなフネが、そしてどんな道具が合っているのかを
見極めることができないことがよくあるんです。
・・・といっても、それは仕方のないこと。
だって、経験がないから、カタログしか頼れないんですもん。
こんなときは、SORAのツアーを始めとするツアーに参加して
いろいろなフネに乗ってみるのをオススメしています。
また、同じフネでも、海のコンディションによって全然乗り味が違います。
「凪の時は全然問題なかったけど、波が立つと怖いなぁ」
なんて人は、無理してスマートな形状のフネを購入するより
どっしりと安定したフネを購入することを勧めます。
また次回お話しますが、自分にとって基準となるフネをつくることが
とても大事です。
さて、次回はいざフネを購入してから
急にカヤック熱が冷めてしまうという段階のお話をします。
ちなみに、カヤックに乗ることが面白くなくなるってことぢゃないですよ!
ブログ&ダイアリー
たけコラム「カヤックが欲しい時(その1)」
2008年2月7日 8:28 PM wrote
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どうもです。非常勤スタッフのタケです。
前回、自転車の話を書いて、またカヤックの話題からそれそうなので、
今回はカヤックの話。
大学生の頃、シーカヤックではなくリバーカヤックにのめりこんでいた時期があり、
時々行われていたスラロームの草レースに参加していました。
草レースなので、ガチガチの競技とは違い、自分がどのくらいのレベルのものか
チョット試してみたい、という人たちが参加していました。
もちろんそうは言っても、レースはレース、
みんな最新の気合の入ったカヤックを持ち込み、
服装やヘルメットもカッコ良く快適そうなものを身に着けていました。
そんな中、出場するカヤックの中で見た目もボロボロのカヤックを1艇発見。
カヤックのバウ(舳先)はガムテープで補修&補強、
アチコチ傷だらけで、フネのデザインも古いものでした。
それに乗り込んでいる人もボロボロの服装で、そのジャケットさえもガムテープで補修していました。
そんな彼が、スタートをするとスルスルスルと
実にスムーズにゲートをくぐっていきます。
そして職人芸のようなパドリングを見せ、結局最新型のカヤックたちを抑え、
最後には見事に1位を取ってしまったのです。
そんな姿に感動して、彼が着岸するときに声を掛けました。
裸足でカヤックに乗っていた彼は、ゴム草履(!)をカヤックの中から取り出し
それを履きながら「く」の字に曲げた「ウデ」をたたき、嫌味なく言いました。
「要はコレだから」
実は、自転車に浮かれているワタクシ、たけですが、
カヤックに関して最近物欲というものがなくなってきたような気がします。
考えてみると、上に書いたような経験もあって、
「道具に頼るよりウデと体力を上げた方がカッコイイ」
という負け惜しみのような美学を追求しようとしてきたからかも知れません。
しかし、もちろん物欲の対象がもろカヤックという時期がありました。
それも非常に長く。
今回、自転車でおおはしゃぎして、なんだかその頃を思い出しました。
今年でカヤック歴が20年目に突入することとなり、
今振り返ってみると、この物欲には幾つかのステージ(段階)があったような気がします。
、、、というわけで、次回の「たけコラム」は
このカヤックに対する思いの変化について書いてみようと思います。
前回、自転車の話を書いて、またカヤックの話題からそれそうなので、
今回はカヤックの話。
大学生の頃、シーカヤックではなくリバーカヤックにのめりこんでいた時期があり、
時々行われていたスラロームの草レースに参加していました。
草レースなので、ガチガチの競技とは違い、自分がどのくらいのレベルのものか
チョット試してみたい、という人たちが参加していました。
もちろんそうは言っても、レースはレース、
みんな最新の気合の入ったカヤックを持ち込み、
服装やヘルメットもカッコ良く快適そうなものを身に着けていました。
そんな中、出場するカヤックの中で見た目もボロボロのカヤックを1艇発見。
カヤックのバウ(舳先)はガムテープで補修&補強、
アチコチ傷だらけで、フネのデザインも古いものでした。
それに乗り込んでいる人もボロボロの服装で、そのジャケットさえもガムテープで補修していました。
そんな彼が、スタートをするとスルスルスルと
実にスムーズにゲートをくぐっていきます。
そして職人芸のようなパドリングを見せ、結局最新型のカヤックたちを抑え、
最後には見事に1位を取ってしまったのです。
そんな姿に感動して、彼が着岸するときに声を掛けました。
裸足でカヤックに乗っていた彼は、ゴム草履(!)をカヤックの中から取り出し
それを履きながら「く」の字に曲げた「ウデ」をたたき、嫌味なく言いました。
「要はコレだから」
実は、自転車に浮かれているワタクシ、たけですが、
カヤックに関して最近物欲というものがなくなってきたような気がします。
考えてみると、上に書いたような経験もあって、
「道具に頼るよりウデと体力を上げた方がカッコイイ」
という負け惜しみのような美学を追求しようとしてきたからかも知れません。
しかし、もちろん物欲の対象がもろカヤックという時期がありました。
それも非常に長く。
今回、自転車でおおはしゃぎして、なんだかその頃を思い出しました。
今年でカヤック歴が20年目に突入することとなり、
今振り返ってみると、この物欲には幾つかのステージ(段階)があったような気がします。
、、、というわけで、次回の「たけコラム」は
このカヤックに対する思いの変化について書いてみようと思います。
宮城の建築素材&技術を見直そう!ナショジオにも掲載された葦の原っぱでの葦刈弟子入会
2008年2月7日 8:24 PM wrote
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世界的にも注目された
近代的な「メディアテークの建築」(仙台の図書館)も素敵だけど、
宮城にはもっと世界に誇るべく
地球を浄化し、私たちのカラダや心をも浄化してくれる、
しかもアーティスティックな
見直すべき自然素材がゴロゴロしていますよね!


私たちがよくカヤックで探検させていただく

(写真提供/abehari)
迷路のような水路が引かれている
葦原は一時、荒れてしまうほど人から邪魔もの扱いされてきましたが


古くから茅葺シゴトを行う
熊谷産業さんたちの活動のおかげで
その美しさや、北上川の浄化が戻り
ニッポンの原風景の美しさがよみがえってきた場所です。
(※一般の方が許可なく葦を刈るのは禁止されております)

でも実際は刈り入れ期間は短く
こうした茅葺職人からカキイレ時に
弟子入りさせていただく機会はほとんど皆無。
ということで
なんとか熊谷さんの若旦那に交渉し、
私たちSORAチームも今回の
弟子入り体験会に参加させて頂けるチャンスを頂戴したのでした~~~~
しかし、一番楽しみにしていた私は
12月に赤ちゃんを授かる、という大切な任務を頂戴したため
あえなくドクターストップ。
代わりに、いつものSORAファミリーの皆が
修行してきてくださいました!!!!(私は来年リベンジするぞ!)
素敵な報告写真をご提供くださったチコリン、ありがとうよ~~~!!!!
当日は全国から
建築家や左官屋から、
はたまた自然環境問題に興味のある方や
アーティストなど総勢70名が集い
夜は渋い温泉宿を貸しきって大宴会になったのだとか。


アフリカでは国際空港も茅葺屋根なのだとか。
本当は私もアフリカのマリに行って
土の家の修行に出る予定だったんだけどなああああ~~~。
これはじっくり、まずは地元のものを見据えなさい、ということなのかも。
熊谷秋雄さんからは
葦の可能性や魅力などがスライドで紹介されたり
なんと葦を使った商品の抽選会もあったのだとか!!!!う~楽しそう!

熊谷産業の名物おじい!も参加していたというから
話しがしてみたかったな。
こうした原っぱや技術は
日本でも数が少なくなり
こんなに立派な葦原はここだけだというから
私たちがその稀少性にもっと気づかないといけないのかもしれませんね。
今回、参加してくださった
よつば農場の原田さんが
今回学んできたことの詳細をブログにて紹介してくれています。
ぜひご覧になってみてください。
病気になれば自分に必要な雑草が庭に生えてくれるように、
本当は自分の足元に転がっている
何気ない素材でも十分すてきな家が建つんだろうな、と思います。
アフリカの人の家をみていると
地面の土がそのまま家になっています。
贅沢をするのではなくそこにただあるものを
感性を豊かにして生かしきる、
それがとても大切なことのように思っています。
そんなSPACEづくりを夢見て
これからも宮城の素材の勉強をしていきたいと思います♪
そして、
この葦の素晴らしさを伝えられる
プチモデル*ハウスを創れたらと願います♪
最後に、今回、私たちの仲間を参加させてくださった
熊谷産業さん、そして参加してくださった皆様、
本当にありがとうございました~
どんどん素敵な家が、人の輪が広がって行くことを楽しみにしております♪
やっぱり自然は偉大だ~~~~~!!!!!
陽だまりのなかチクチク、手作りワークショップ、開催しました~♪
2008年2月2日 8:32 PM wrote
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先日、
「まめさん」から嬉しいお声がけをいただきまして
子供達が通う学校で
お母様を対象に「布なぷ作り」のワークショップを開かせていただきました~~~

前回の「おひさまやさんの食育講座」に引き続き第二弾ということで
とても緊張します!
しかも外出するのも、たくさんの方と話すのも
1ヶ月半ぶりで声がでなくてでなくて^^;
でも
意外とみなさん、布なぷの存在は気になっていたようですが
身近に買えるところがない、とか
始めるきっかけがなかった!などのコメントが、、、。
「まめさん」から嬉しいお声がけをいただきまして
子供達が通う学校で
お母様を対象に「布なぷ作り」のワークショップを開かせていただきました~~~

前回の「おひさまやさんの食育講座」に引き続き第二弾ということで
とても緊張します!
しかも外出するのも、たくさんの方と話すのも
1ヶ月半ぶりで声がでなくてでなくて^^;
でも
意外とみなさん、布なぷの存在は気になっていたようですが
身近に買えるところがない、とか
始めるきっかけがなかった!などのコメントが、、、。

主婦の先輩でもある皆様のまえで
お話させていただくのは大変恐縮でしたが
私が実際経験してきた海での体験をもとに、
意外にも石油系ナプが海を旅していたりして
なぜ布なぷ作りを始めたかや、
月による満ち引きが私たちのカラダにも同じように影響しているお話など
短時間のなかであれもこれもお伝えしたいな~と思いつつ
欲張りすぎて返ってわかりにくかったかもしれませんが
皆さん、真剣にお聞きくださって心より感謝しております!
なかでも
仕事までお休みしてきてくださったTさん!ありがとうございました~
今回は生地の関係で
1回使用分だけの制作となってしまいまして
本当に申し訳ございません。。。。
ご参加くださった皆様からも
もっとキットを譲ってほしい!という嬉しいご要望もいただきましたが、
生地の入荷が遅れてしまいギリギリしかご用意できず
大変申し訳ございませんでした^^;
ぜひオーガニック*コットン×フェアトレードの布なぷが
普及して欲しい!と思いつつも
生地供給が安定せず在庫切れで
本当に必要とされている方へも普及できていないことを
心苦しく思っております。
これからもいいモノで、気持ちよくスタートできるよう
素材集めに努めて参りますので
どうぞもう少々お待ちくださいますと幸いです♪
さらに帰り際、学校の保健士の先生からも
嬉しいお言葉を!
「他の学校の方でもこういう講座を開いて欲しい、
という方がいるんですが紹介させて頂いていいでしょうか~」とのこと。
子供達に深く接する機会の多い保健の先生が
こうしたカラダにいいものに興味を持ってくださることが
本当にウレシイ!
これから迎えるお子さんにも、どんどん広まっていくといいですね♪
そして、帰りは、
まめさんちの愛犬「チャクラ」をなでなで。
タケは散歩代行までさせて頂き、大感激!
バナナ*ブラウニー♪
2008年1月21日 8:36 PM wrote
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甘い熟したバナナを頂いたので
焼き菓子を作ってみました~。
今は動物のように
聴覚・味覚・嗅覚が超敏感な私。
(タケは動物の母性本能みたいに守るためじゃないか、といっていた。なるほど)
食べ物を作る匂いだけでもきついので
家にある材料を混ぜて焼くだけのキャロブ粉のブラウニーにして頂きました~♪

混ぜるだけなら10分でできる簡単お菓子!
(何もみないで適当に合わせたので具合をみながら配合を調整くださいませ^^)
1、地粉100g・全粒粉50g・キャロブ(いなご豆粉)50g・BP小さじ2
塩ひとつまみを混ぜて
2、豆乳150cc+様子みて+@・菜種油1/4カップ・荒く刻んだバナナ2本
あればオーガニックなバニラエッセンスを1たらし、
して混ぜて型に入れ200度前後で30分前後焼くだけ。
もう、おいしくてタケはチョコケーキだと思って
バクバク食べてました♪
それなら、バレンタインもこれでいいよね~!
焼き菓子を作ってみました~。
今は動物のように
聴覚・味覚・嗅覚が超敏感な私。
(タケは動物の母性本能みたいに守るためじゃないか、といっていた。なるほど)
食べ物を作る匂いだけでもきついので
家にある材料を混ぜて焼くだけのキャロブ粉のブラウニーにして頂きました~♪

混ぜるだけなら10分でできる簡単お菓子!
(何もみないで適当に合わせたので具合をみながら配合を調整くださいませ^^)
1、地粉100g・全粒粉50g・キャロブ(いなご豆粉)50g・BP小さじ2
塩ひとつまみを混ぜて
2、豆乳150cc+様子みて+@・菜種油1/4カップ・荒く刻んだバナナ2本
あればオーガニックなバニラエッセンスを1たらし、
して混ぜて型に入れ200度前後で30分前後焼くだけ。
もう、おいしくてタケはチョコケーキだと思って
バクバク食べてました♪
それなら、バレンタインもこれでいいよね~!
道具としてのカヤックの、ちょっとマニアックな話。その1
2008年1月20日 8:38 PM wrote
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※カヤックに興味のない方は飛ばしてくださいね~^^
昨年、三陸の海で漁師のトシちゃんが
手作りのベニヤ板カヤックに
グリーンランディック(風)なパドルで漕いできたので
「お、いよいよパドルも変えたの~?」って
パドルをみせてもらったときのこと。
でも見た目は一瞬、本物チックだけど、
パドル面がフラットだったので
「ト~シ~ちゃ~ん、ちょっと惜しいね~、
これ、ブレードの面にそれぞれ角度入れないと~」って言うと
実はどうやら、誰かが作ったのを
借りている、ということだった。
思わず、私が15年位前に写真から見よう見真似で作った
木のパドルを思い出してしまった。
カヤックは人の体型やスタイルに合わせて創るのは前提だけど
もともと、
その海の粘度(水温によって違ってくる)や、
氷の有無、漕ぐ場所の地形、風の特徴、目的などを
考慮して形がエリアによって体系づくられてきました。

パドルも同じです。
でもよく古典的なカヤックが大好きな方から
なんであんなに短いパドルを左右にずらして使うの?
とか、
なんであんなに細いの?
などと聞かれることもしばしば。
ナローパドルをあんまり日本では重宝されていない、
むしろ、FRPとかカーボンのナローを使っていると
スピードも出ないし、ちょっとダサいイメージさえある。
でもグリーンランドに行くと
その理由がすべてが納得するのだ。
まず、狩が目的なので、
狩中は
ゴチャゴチャ狩道具のなかにパドルを
コンパクトにまとめなくちゃいけない。
↓カヤックの上はこんな感じ。狩の道具でいっぱい!

ナローなら、すっとパドルも刺しやすい!
そして、数10kmの入り江がざらにある
フィヨルド地帯では
小さな曲がり角を越えた途端に
突風があらゆる角度から襲うことがあるので
水面から出ているパドル面をなるべく少なくするために
短くして左右ずらしていることもある。
(グリーンランドを旅していた女性のカヤッカーの友人LONEは
大きいブレードで漕いでいてこの突風にパドルがとれれて亡くなった。
この話はまた別の機会に記事にします)
氷がある海で、長いパドルは邪魔。だとか。
などなど、そのカタチになっているのには
いろんな理由があると思います。
そして、たかがパドルだけど
私が習ったH/C Petersenのパドルでは
フラットに見える部分にもちゃんと
なめらかに角度がつけられていて
水のなかでの推進性やスカーリングのしやすさ、
強度を保つため、などを
計算されて創られていた。
そして、最近はこんなレトロなスタイルも
流行りつつあるけど
日本の海でもこのようなパドルが必要か、となると
カヤックで養殖棚などの漁作業をしているトシちゃんには
十分、必要に思えるけど、
一般にレジャーとしてカヤックに乗る場合は
そんなに必要ないんじゃないか、と思うことも。
でも、今では時々大きいブレードを使う私も
グリーンランドの地形にちょっと似ている三陸を旅していて
ときどき突風が下から吹いてきたりすると
大きいブレードは力の弱い女性には
リスクが大きい、と感じてしまいます。
やっぱりどんな道具でも
見た目とかよりも目的にあわせてセレクトして使うのが
一番なのではないでしょうか。
昨年、三陸の海で漁師のトシちゃんが
手作りのベニヤ板カヤックに
グリーンランディック(風)なパドルで漕いできたので
「お、いよいよパドルも変えたの~?」って
パドルをみせてもらったときのこと。
でも見た目は一瞬、本物チックだけど、
パドル面がフラットだったので
「ト~シ~ちゃ~ん、ちょっと惜しいね~、
これ、ブレードの面にそれぞれ角度入れないと~」って言うと
実はどうやら、誰かが作ったのを
借りている、ということだった。
思わず、私が15年位前に写真から見よう見真似で作った
木のパドルを思い出してしまった。
カヤックは人の体型やスタイルに合わせて創るのは前提だけど
もともと、
その海の粘度(水温によって違ってくる)や、
氷の有無、漕ぐ場所の地形、風の特徴、目的などを
考慮して形がエリアによって体系づくられてきました。

パドルも同じです。
でもよく古典的なカヤックが大好きな方から
なんであんなに短いパドルを左右にずらして使うの?
とか、
なんであんなに細いの?
などと聞かれることもしばしば。
ナローパドルをあんまり日本では重宝されていない、
むしろ、FRPとかカーボンのナローを使っていると
スピードも出ないし、ちょっとダサいイメージさえある。
でもグリーンランドに行くと
その理由がすべてが納得するのだ。
まず、狩が目的なので、
狩中は
ゴチャゴチャ狩道具のなかにパドルを
コンパクトにまとめなくちゃいけない。
↓カヤックの上はこんな感じ。狩の道具でいっぱい!

ナローなら、すっとパドルも刺しやすい!
そして、数10kmの入り江がざらにある
フィヨルド地帯では
小さな曲がり角を越えた途端に
突風があらゆる角度から襲うことがあるので
水面から出ているパドル面をなるべく少なくするために
短くして左右ずらしていることもある。
(グリーンランドを旅していた女性のカヤッカーの友人LONEは
大きいブレードで漕いでいてこの突風にパドルがとれれて亡くなった。
この話はまた別の機会に記事にします)
氷がある海で、長いパドルは邪魔。だとか。
などなど、そのカタチになっているのには
いろんな理由があると思います。
そして、たかがパドルだけど
私が習ったH/C Petersenのパドルでは
フラットに見える部分にもちゃんと
なめらかに角度がつけられていて
水のなかでの推進性やスカーリングのしやすさ、
強度を保つため、などを
計算されて創られていた。
そして、最近はこんなレトロなスタイルも
流行りつつあるけど
日本の海でもこのようなパドルが必要か、となると
カヤックで養殖棚などの漁作業をしているトシちゃんには
十分、必要に思えるけど、
一般にレジャーとしてカヤックに乗る場合は
そんなに必要ないんじゃないか、と思うことも。
でも、今では時々大きいブレードを使う私も
グリーンランドの地形にちょっと似ている三陸を旅していて
ときどき突風が下から吹いてきたりすると
大きいブレードは力の弱い女性には
リスクが大きい、と感じてしまいます。
やっぱりどんな道具でも
見た目とかよりも目的にあわせてセレクトして使うのが
一番なのではないでしょうか。
オーガニック製品、再販の時期変更のお知らせ♪
2008年1月20日 8:37 PM wrote
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みなさまに大変好評だったオーガニック製品の
再販時期についてのお知らせがございます^^
生地の入荷待ち&HPリニューアルのため
1月下旬に再開させて頂きます、とお伝えしておりましたが
年末にお願いしておりました生地の
サンプルが先日到着しまして
やっとこれで再開できる~と喜んでおりましたが
生地の仕上がりがちょっとイマイチ
(織り機が変更になってしまったらしい)
だったので^^;もういちど手配しなおすことになりました~。
オーガニックコットンは大量生産できないので
生地の供給が安定していないため
いつも在庫を切らしご迷惑をお掛けして恐縮ですが
「せっかくなら良いものを!」、とお待ちいただいております
皆様へ妥協しないものをお届けしたく
もう少々お待ちいただけますと幸いです。
2月には再開できるよう努めて参りますので
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
(メルマガ登録をされている方へは
再開に時期をご連絡させて頂く予定です)
再販時期についてのお知らせがございます^^
生地の入荷待ち&HPリニューアルのため
1月下旬に再開させて頂きます、とお伝えしておりましたが
年末にお願いしておりました生地の
サンプルが先日到着しまして
やっとこれで再開できる~と喜んでおりましたが
生地の仕上がりがちょっとイマイチ
(織り機が変更になってしまったらしい)
だったので^^;もういちど手配しなおすことになりました~。
オーガニックコットンは大量生産できないので
生地の供給が安定していないため
いつも在庫を切らしご迷惑をお掛けして恐縮ですが
「せっかくなら良いものを!」、とお待ちいただいております
皆様へ妥協しないものをお届けしたく
もう少々お待ちいただけますと幸いです。
2月には再開できるよう努めて参りますので
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
(メルマガ登録をされている方へは
再開に時期をご連絡させて頂く予定です)
2008年も宜しくお願いします♪
2008年1月9日 8:40 PM wrote
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▲北極グリーンランドの冬の昼やすみ。
冬は神秘的な時の流れが漂います。この空気感が私は大好きでした。
遅ればせながら
新年あけましておめでとうございます!
二〇〇七年は、
ほんとうにたくさんの出会いに恵まれ
全国からユニークなゲストと
大自然が作り出すロケーションのなかご一緒に時間を共有させていただけたことが
私たちの大変な財産に、そして思い出となって心に刻まれております!
心より感謝申し上げます!ありがとうございました~♪
そ・し・て
いよいよスタートした
ネズミ年の二〇〇八年!
今年は私たちにとっても変化の年になりそうです♪
基本的にプログラムに関しましては
主宰の武内ヒロコが産休のため企画・ディレクションのみ担当させていただき、
基本はタケが主体となって活動させていただきますので
どうぞ宜しくお願い申し上げます♪
また、あたためて参りました
「宮城の材料で作る、土の家プロジェクト」も現在
「冬の間の建築材料集め」に入っている段階です~♪
◆12月/「きこりになる日」
エコ活動として今は見放されている
宮城の間伐材を有効利用しよう!<終了済>
■川崎の資源をいかす会の建築家*原田有造さんにご協力頂きました♪ありがとうございます。
◆1月/「ナショジオにも紹介された葦原で、茅職人と葦刈弟子入り体験!」
あの熊谷産業さんと一緒に、茅狩りをし、葦を蓄えます。
夜は渋い温泉宿で職人としっぽり宴会です♪



▲日本では茅葺は古いものとされていますが
海外ではセレブのステイタスなのです!デンマークの北極探検家ジョンの土の家に滞在して私は感激しました!あのブランド*ショップ「ブルガリ」だって土と茅の家なのに!宮城の素材でも十分できるはず、と信じています♪
など、少しずつですが
宮城が世界にほこる、
でも活用されていない(逆に無碍にされている)建築材料に目を向けて
地元の人たちと、地元の素材でアート作品を作ろう!をコンセプトに活動を予定しています。
現在は希望者のみで活動しておりますが
内容によっては一般公募でお手伝いいただける
プロジェクト*メンバーを募集させて頂きますので
建築に興味のある方や
どろんこ塗りなど、ご家族などでも思い出作りにご参加くださると幸いです~。
それでは引き続き、
Relaxing Program SORAの
活動を宜しくお願い申し上げま~す!!!
そ、し、て、
みなさまにとっても素晴らしい一年になりますようにっ!!!!!
追伸/
環境活動が思わぬ嬉しい効果をもたらしてくれた(詳しくは前回ブログを参照ください)
「布なぷ」活動も1月下旬から再開の予定です!
赤ちゃんを授かってから益々「オーガニック*コットン」の
素晴らしさを感じる毎日。
やはり皆にも広まって欲しい!いいことは連鎖する!を信じて
ワークショップも開催の予定です。どうぞお楽しみに~♪
クリスマスの最高の贈りもの!
2007年12月26日 9:12 AM wrote
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街中はクリスマス、年末と大忙しのなかですが
実はそんなななか、
私たち夫妻に赤ちゃんができました♪
クリスマス直前に判りエコーで赤ちゃんを確認すると
とても神秘的な気持ちに、、、、!!
今の、心が落ち着いているタイミングでできたら幸せだよね~って話していたので
私たちにとっては最高の贈りものになりました!
判った時すぐに、
「これは絶対、布なぷ効果だわ!」とタケと二人で確信。
実は、北極から日本に戻ってからの私は
意外にも冷え性
(北極の方が寒いのにね!アザラシ肉や鯨肉でポカポカして、ヘモグロビンも高かった!)
や生理不順、月経痛に悩まされ、
仕事の辛さが重なると半年も生理が来ないことも普通でした・・・
それが「布なぷ」に替えてからは
過労が重なっても生理がほとんど定期的に(しかも排泄の満月の時期頃に)やってきて
ひどい月経痛も緩和していました。
もちろん、以前から病気や体質改善のために行っている食養生(薬膳マクロビ)や
東北のおばあちゃんたちに教わった冷え性対策の影響も大きいとは思います。
前に食養生で有名な大森先生がこう話していました。
「赤ちゃんが生まれてからアトピーだ、アレルギーだ、といって
それから食を替えるよりもできれば、生まれる3年位前から食生活を替えて
赤ちゃんができても大丈夫なカラダ作りをオススメします」と。
う~んなるほどと思って実践していましたが
これは食だけに限らず、
「赤ちゃんができやすいカラダ作り」という点や健康を考えた上でも
普段、何気なく病気ではないと捉えて流してしまいがちな
月経痛や生理不順、冷え性なんかも未病(病気になりうる症状)としてとらえて
ケアしていくことが大切だと思いました。
(東洋医学では本来、ひどい月経痛は健康なカラダでは起きないそうです。
36度以下で婦人病になりやすく、35.5前後でガンが活発になるのだとか)
結婚を今は予定されていない方も、今は赤ちゃんを望んでない方もぜひ
もし生理不順などで悩まれているなら
鎮痛剤や病院に頼る前に
何でもいいので早速「布なぷ」療法にトライしてみる価値はあると思いますよ~。
(できればオーガニックリネン&オーガニックコットンがオススメです!
リネンは最古の布で中世では医者が病人の回復を図るためにリネンを着せたという
話があるほど。またリネンは栽培するときにそんなに農薬を必要としない環境にも
優しい植物です。
またオーガニック*コットンは、普通のコットンとのデータ的違いはないにしても
栽培する過程でたくさんの綿農家の方を犠牲にしてしまいます。
自分の症状さえ軽くなれば、というのではなく、生産者をも守る
フェアトレードで織られたものを選ばれた方が良いと思います。
またシルクなどもいいのですが、冬は寒く感じたり吸収力が心配だったり
また子宮は吸収力が高いので本格的にマクロビや動物性をとらない食生活の方には
植物性のものをオススメします。
余りにも海で拾う「ケミカル*ナプキン」が多くって始めた
環境活動としての私の「布なぷ」作りでしたが、
意外にも全国から「使ってすぐに月経痛が激減した!」「生理が満月に来る!」
「かぶれが治った!」「冬なのにあったかい!」など
私と同じ様な感想を持った嬉しいお手紙を頂戴して
いかにケミカルナプキンが恐いかを実感。
助産師を30年以上も務め学会などにも顔を出していた母は、
「ケミカル*ナプキンの普及と共に子宮筋腫や内膜症が増えてきた」と話していました。
なので実は私も作っているとき
「洗うのが面倒、とか漏れが心配、などの理由で躊躇している方にも
もっと洗いやすく、機能的にすることで
この良さをもっと多くの方に知ってもらいたい!
そして皆の子宮のために頑張れば、いつか自分にもいいことがある」という想いで
お友達へ贈る想いでチクチク、せっせと制作させて頂いておりました。
私たちにとってこれからは出産まで不安もたくさんありますが
これからも皆さんのカラダの不調が軽減されることを祈って
ご希望の方へ心を込めて「布なぷ」を作らさせていただこうと想っております。
体調にもよりますが
また1月にお譲りできるようになりましたら
ご案内させて頂きますのでぜひお試しくださいますと幸いです。
そしてこの一年間、
遠くからお越しくださったゲストの皆様、
SORAの活動にご賛同くださいましたスタッフの方々、
エコ雑貨をお買い求めてくださった全国のみなさまへ心より感謝を申し上げますとともに
すべての皆様にとって2008年がよい年になりますように・・・・。
SORA
タケ&こひろより。
実はそんなななか、
私たち夫妻に赤ちゃんができました♪
クリスマス直前に判りエコーで赤ちゃんを確認すると
とても神秘的な気持ちに、、、、!!
今の、心が落ち着いているタイミングでできたら幸せだよね~って話していたので
私たちにとっては最高の贈りものになりました!
判った時すぐに、
「これは絶対、布なぷ効果だわ!」とタケと二人で確信。
実は、北極から日本に戻ってからの私は
意外にも冷え性
(北極の方が寒いのにね!アザラシ肉や鯨肉でポカポカして、ヘモグロビンも高かった!)
や生理不順、月経痛に悩まされ、
仕事の辛さが重なると半年も生理が来ないことも普通でした・・・
それが「布なぷ」に替えてからは
過労が重なっても生理がほとんど定期的に(しかも排泄の満月の時期頃に)やってきて
ひどい月経痛も緩和していました。
もちろん、以前から病気や体質改善のために行っている食養生(薬膳マクロビ)や
東北のおばあちゃんたちに教わった冷え性対策の影響も大きいとは思います。
前に食養生で有名な大森先生がこう話していました。
「赤ちゃんが生まれてからアトピーだ、アレルギーだ、といって
それから食を替えるよりもできれば、生まれる3年位前から食生活を替えて
赤ちゃんができても大丈夫なカラダ作りをオススメします」と。
う~んなるほどと思って実践していましたが
これは食だけに限らず、
「赤ちゃんができやすいカラダ作り」という点や健康を考えた上でも
普段、何気なく病気ではないと捉えて流してしまいがちな
月経痛や生理不順、冷え性なんかも未病(病気になりうる症状)としてとらえて
ケアしていくことが大切だと思いました。
(東洋医学では本来、ひどい月経痛は健康なカラダでは起きないそうです。
36度以下で婦人病になりやすく、35.5前後でガンが活発になるのだとか)
結婚を今は予定されていない方も、今は赤ちゃんを望んでない方もぜひ
もし生理不順などで悩まれているなら
鎮痛剤や病院に頼る前に
何でもいいので早速「布なぷ」療法にトライしてみる価値はあると思いますよ~。
(できればオーガニックリネン&オーガニックコットンがオススメです!
リネンは最古の布で中世では医者が病人の回復を図るためにリネンを着せたという
話があるほど。またリネンは栽培するときにそんなに農薬を必要としない環境にも
優しい植物です。
またオーガニック*コットンは、普通のコットンとのデータ的違いはないにしても
栽培する過程でたくさんの綿農家の方を犠牲にしてしまいます。
自分の症状さえ軽くなれば、というのではなく、生産者をも守る
フェアトレードで織られたものを選ばれた方が良いと思います。
またシルクなどもいいのですが、冬は寒く感じたり吸収力が心配だったり
また子宮は吸収力が高いので本格的にマクロビや動物性をとらない食生活の方には
植物性のものをオススメします。
余りにも海で拾う「ケミカル*ナプキン」が多くって始めた
環境活動としての私の「布なぷ」作りでしたが、
意外にも全国から「使ってすぐに月経痛が激減した!」「生理が満月に来る!」
「かぶれが治った!」「冬なのにあったかい!」など
私と同じ様な感想を持った嬉しいお手紙を頂戴して
いかにケミカルナプキンが恐いかを実感。
助産師を30年以上も務め学会などにも顔を出していた母は、
「ケミカル*ナプキンの普及と共に子宮筋腫や内膜症が増えてきた」と話していました。
なので実は私も作っているとき
「洗うのが面倒、とか漏れが心配、などの理由で躊躇している方にも
もっと洗いやすく、機能的にすることで
この良さをもっと多くの方に知ってもらいたい!
そして皆の子宮のために頑張れば、いつか自分にもいいことがある」という想いで
お友達へ贈る想いでチクチク、せっせと制作させて頂いておりました。
私たちにとってこれからは出産まで不安もたくさんありますが
これからも皆さんのカラダの不調が軽減されることを祈って
ご希望の方へ心を込めて「布なぷ」を作らさせていただこうと想っております。
体調にもよりますが
また1月にお譲りできるようになりましたら
ご案内させて頂きますのでぜひお試しくださいますと幸いです。
そしてこの一年間、
遠くからお越しくださったゲストの皆様、
SORAの活動にご賛同くださいましたスタッフの方々、
エコ雑貨をお買い求めてくださった全国のみなさまへ心より感謝を申し上げますとともに
すべての皆様にとって2008年がよい年になりますように・・・・。
SORA
タケ&こひろより。